ZEHについて・・・

おはようございます('◇')ゞ
広報兼総務の鈴木です♪

今日はZEHについてお話しをします(^^)/


家づくりする際によく耳にする
「ZEH」という言葉をご存じでしょうか。

「よく耳にはするけれど、
正直『ZEH』って何?」
と思われる方は多いかと思います。

当社にご相談に来られるお客様からも、
「今さら聞けない・・・(^^;;」という声を頂戴します。


ZEHとは「ゼッチ」と読みます。
"Zero Energy House"
(ネット)・ゼロ・エネルギー・ハウス の略です。


ちなみに、経産省HPによると

「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、
高効率な設備システムの導入により、
室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを
実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、
年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」

と記載されていますが、、、

分かりやすく言うと、
「家の性能と省エネ家電を利用して節約を行い、
太陽光等を活用することにより、
光熱費0(ゼロ)を目指そう!」です。

そして、そのためには

1.家の断熱性能を上げることにより、
  夏は涼しく、冬は暖かい住宅をつくる

2.省エネ性能の高い空調や照明・給湯設備などを使う

3.太陽光などで自宅のためのエネルギーを創る

以上の3つの取り組みが必要になります。


ちなみに"ネット"・ゼロ・エネルギーというのは、
"使う"エネルギーをゼロにするのではなく、
"創る"エネルギーと併せて"収支を"ゼロにする
という意味になります。


では、上記 3つの取り組みを行うためには、
家を作る際に、実際 何をすれば良いのか?
というと・・・


1.家の断熱性能を上げるためには、
  高気密、高断熱にしてくれる素材を積極的に使用する

家によって異なりますが、
家を建てる際には、壁の中に断熱材を使うことで
外の寒さ・暑さから家の中を快適にします。


この断熱材を使うことで、冬は暖かく、夏は涼しい、
という家を実現することができるのです。


"ZEHの家づくりを行う際には、
高気密、高断熱な断熱材を選ぶことで、
二酸化炭素排出量を抑えることができます。

また、国土交通省では、
ZEH向けの断熱材を使用することで、
年間で 冷暖房費 8万円以上削減できる!
と発表されています。


高性能な断熱材を利用すれば、冷暖房をあまりつけなくても
1年を通して 快適な暮らしが可能 になりますし、
室内での温度差も少なくなるため、
廊下やお風呂で寒い思いをするということもなくなります。

激しい温度差を抑えることができれば、
ヒートショック予防にも役立ちますね。


また、結露もしにくくなりますので、
カビやダニの発生を抑えることもでき、
家を長持ちさせることにも繋がります。


ただ、いくら高性能の断熱材を使っていても
隙間だらけの家では家の中から熱が逃げてしまいますし、
逆に外の熱も入ってきてしまいますよね。

家の場合、熱が逃げる隙間は、
開口部であるドアや窓 になりますので、
窓やドアの断熱強化!も重要になってきます。


なお、壁の断熱材の厚みを増やすことだけで
断熱性能を高めると、
壁と窓の断熱差が大きくなり、
室内温熱環境の温度差ができ、
窓辺から不快な冷気が流れてきてしまうことがあります。


壁より断熱性能が低い窓の断熱性能を高めることにより
断熱性能のバランスは良くなり、快適性が高まります。


このように、家の断熱材やサッシ等を工夫して、
省エネをはかっていくことが、
ZEHに向けて「家の断熱性能を上げる」ことになります。

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