屋根のカタチ・軒あり、なし

おはようございます(^^♪
今日は雨☂
気温は春らしい暖かい雨となってます(^_-)-☆

今日は屋根のカタチについてお話しします(^^)/

せっかく家を建てるなら『家の外観にもこだわりたい』と思う人も多いのではないでしょうか?

念願のマイホームを建てるなら、カッコいい家・あなたの好みに合った

飽きの来ない外観にしたいですよね!



切妻屋根(きりづまやね)

2つに折れている屋根のことを「切妻屋根」と言います。

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「家の絵を描いてみて」と言われたら、こんな風に2つに折れた切妻屋根

の家を描く人がきっと多いと思います。

それだけ切妻屋根は一般的でなじみが深い屋根なんですね。

家のオーソドックスな形ですし、実際に切妻屋根の家はよく見かけられます。

でもこの切妻屋根、実は使いこなすのは結構難しい屋根なんです。

何も考えずに切妻屋根を使うと、カッコ悪い家が出来てしまうことがあるのです...

デザイン力に差が出るのが切妻屋根の難しいところです.


寄棟屋根(よせむねやね)


屋根が四方向に下がっている屋根のことを「寄棟屋根」といいます。

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ちなみに、大手ハウスメーカーが建てた家は寄棟屋根が多いです。

屋根が四方向に下がっていることで無駄に外観が増えることも

ないので効率的ですし、家がどのような方角に建っていても対応

できるのが寄棟屋根の特徴といえます。

また、寄棟屋根は雨が降っても四方に雨が流れて分散していくため、

最近多いゲリラ豪雨なんかでも雨樋が水で溢れることはあまりありません。

ただ、その分雨樋も多くなるので、外観を気にするなら雨樋の色と場所

には気を付けてください!

雨樋が変なところに出てきたり、外観と合わない色を使ってしまうと、

家の外観は一気に残念になりやすいので注意が必要です!!

方流れ屋根(かたながれやね)


昔から根強い人気がありましたが、太陽光発電が普及するにつれて


かなり増えてきたのが「方流れ屋根」の家です。

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人方向へ屋根が流れているので方流れ(かたながれ)屋根と呼ばれています。

見た目もシャープな印象になるので悪くないですね。

方流れ屋根にする場合、屋根の勾配次第で見た目がかなり変わるので、

バランスの良い勾配にするのがポイントです。

そんな人気の方流れ屋根ですが、注意点もあります。

その名の通り大きな屋根が1枚の為、雨水がすべて同じ方向尾に

流れていくので雨樋が水で溢れてしまうこともあります。

特に勾配が緩い場合は水の流れが悪くなるので、家の見た目と

メンテナンス性のバランスをいかに取るかがポイントになってきます。

陸屋根(りくやね・ろくやね)

屋根らしい屋根を付けるのではなく、バルコニーのように仕上げた


平らな屋根のことを「陸屋根」と言います。

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陸屋根は見た目が四角い家にしたい場合や、屋上を作る場合

なんかに重宝する屋根です。

どちらかというと、こだわりの屋根という感じですね。

一方、陸屋根は排水溝に葉っぱなどが詰まってしまうと屋根に水が溜まり

プールのようになってしまい、雨漏れのリスクが高くなってしまいます。

そのため、陸屋根にする場合はほかの屋根と比べてまめな

メンテナンスが必要になってきます。

また、他の屋根を作るよりも費用がかかるのも陸屋根の特徴です。

軒の出もチェック!

屋根の形状以外にも、軒をどれだけ出すかで家の外観や雰囲気は

かなり違ってきます。


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軒のある方流れ屋根

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軒を出さない方流れ屋根

上の2つの家ですが、同じ方流れ屋根でも軒が出ているか出ていないかで、

家の見た目がかなり違いますよね。

軒を出さない方が四角い家に見え、モダンな家やプロバンス風などの

家にする場合は軒はほとんど出しません。

一方、軒があると雨や日差しによる劣化や汚れに強い家になりますし、

軒があることで外観に陰影がついて家に高級感が出てきます。

また、軒があっても冬は日光が入りますし、軒があることで夏は厳しい

日差しを遮ってくれます。

軒のある家は四季のある日本の風土に合っています。

メンテナンスにかかる手間も軒のある家の方が少なく済むので、

モダンや洋風の外観を目指さないのであれば、軒のある家にするのが

オススメです。

屋根の勾配!

屋根の勾配とは、屋根の角度のことです。

同じ屋根でも屋根の勾配が違うと、家の外観がかなり変わってきます。

あまりに屋根の勾配が急だと、屋根の工事に手間がかかるので金額アップ

の要因となりますし、屋根の勾配がかなり緩いと雨がうまく流れていかない

というデメリットも出てくるので、家のデザインと相談しながら丁度よい

屋根の勾配を決めていくのがポイントです!

また、屋根材によっても必要な勾配が変わってきます。

屋根瓦だと勾配がある程度ないと使えませんし、金属製の屋根なら

かなり緩い勾配の屋根にも使うことが出来ます。

屋根の勾配は、設計士が良い角度に調整して提案しますが、

家の外観が気になる場合は屋根の勾配を変えてみるのも1つの方法

と言えますね。

今回は屋根の形状についてお伝えしました。

屋根の形は家の外壁材や窓と並んで、家の外観を決定づける大きな

要素となります。

また外観だけでなく、雨を防ぎ、日の光を調整する機能も果たす

重要な役割を持っています。

屋根の形にこだわりつつ機能も併せ持った屋根にしてあげると、

外観だけでなく長い目で見てもオススメの家が出来上がります。

ぜひ、見た目も機能もお気に入りの家を造ってくださいね!

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